バンコクの生活事情

多くの日本人が勘違いしている印象なので、簡単にタイの経済状況について書かせていただきます。

多くの日本人は、タイの物価は激安だと勘違いしているのです。多くの日本人が抱くイメージでは、タイは東南アジアの中では優秀な国だがしょせん東南アジアの国で、経済規模は小さく、所得レベルは低く、物価は総じて安い、、、、となっているようです。

しかし、しかしです。こちらの贅沢品の部類に入る、食品や、ブランド品、電化製品は日本での販売価格と変わらないもしくは少し高いぐらいです。

コンドミニアム(日本で言うややハイエンド向けのマンション)の作りはちゃちい(熱い国なので、高い気密性や断熱性は不必要なため、建築費用は低いはず)のに、決して安くはないのです。都市部は密集しており、土地が割高であるとともに、投機対象にもなっているのがその要因です。投機対象であると判断刷る理由ですが、不動産を購入し、その物件を賃貸に出した時の想定利回りが非常に低いのにも関わらず、物件の流動性が高いからです。

また、車は車種にもよりますが、日本で購入する時の1.5~2倍はします。税金が高いらしいのです。BMWやベンツはそこらじゅうに走っていますが、新車をタイ国内で購入する場合、一番安い車種でも1,000万円近くかかるのです(日本で新車購入すると500万を切ります)。

では、サラリーマンの給料が思った以上に高いのか、といえば決してそうではありません。大卒の初任給はせいぜい、6,7万円(2万バーツ)程度です。イメージとしては日本の3分の1ぐらいですね。その給料水準にもかかわらず、じゃんじゃんとお金を使っている印象なのです。

私は、過去20年にわたって、バンコクを中心にタイに訪問してきていますが、肌で感じる物価上昇率は非常に高いです。実際にインフレ率の推移は下記ですが、肌で感じる物価上昇率とかなり隔たりがあります。

出典:世界経済のネタ帳

例えば、スターバックスの価格は日本とほぼかわりません(味もかわりませんが)し、バーガーキングの値段は日本より高い印象です(実際に比較してませんが、Lサイズのセットで1000円前後します)。これらのフランチャイズ系のお店はそこらじゅうにありますし、日本食レストランもショッピングモールに行けば必ずありますし、人気で行列ができてることが多々あります(特に週末ですが)。

タイ人の購買力が高く感じ、その購買力をベースに物価は上昇し続けている印象です。実際に、インフレ率との対比で使われる定期預金の金利ですが、約4%ですから、この数字近くのインブレが起きているのだと考えるべきではないでしょうか。すると、もし貯金がある程度あったとしても、毎年数%ずつ価値が希薄化していっているのであり、投資をきちんと行い、きちんと成果を出さない限り、資産がどんどん目減りしていってしまうのです。

まとめますと、

  • 贅沢品はに日本の販売価格の1~2倍と安くない
  • ただし、初任給は日本の3分の1ぐらい
  • 投資に成功しないと、インフレに負けて資産を増やすことができない

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